豪雨や蒸し暑い日が続き、シャっとせん日々が続く。なんかこう・・・ぶちうまいモンが食いたいのう。そうそう、思えば今、鮎のシーズンじゃないか!今年の鮎はどんな具合だ・・・鮎といえば横田の渡辺旅館。早速出かけてみました。
冷たいビールで乾杯したのち、まずは「うるか」を食べる。塩加減もちょうどよく、美味。器も鮎を形どっていてステキ。生臭さも全くなく、ワタの苦味がほどよく口中に広がる。次は、「背ごし」。骨もやわらかく、これまた臭みもなく、新鮮でイキもよいのがわかる。そして、「塩焼き」の登場。どう表現したらよいのか・・・たとえば鮎というと、我々益田に住む者でも養殖鮎を食べる機会があり、しかしそういう鮎とは食感が歴然と違います。基本的にサッパリというか、養殖と比べるとどちらかというと薄味な印象なのですが、味の方は断然、天然の方がおいしいのです。これは食べてみないとわからないと思うのですが、サッパリしているのに、味はしっかりしていて、ワタの苦味もスッキリで、非常に食べやすいです。そして、次は「味噌焼き」・・・これは実は私ははじめて食べたのですが、味噌とのコンビネーションが絶妙であり、先ほどのサッパリ感を味噌の辛みがひきたて、深遠な川底の味を味わうことが出来るのです。とどめは「鮎寿司」。一匹まるごとお寿司になっていて感激。これまた上品で、やわらかな酢の味に、何度もくどいけど、臭みゼロで、これが鮎かという感じですが、それでいて鮎のあの味がきちんとするという不思議な寿司なのです。
地元でも高価で、最近では釣り人からいただいたりする以外、なかなかお目にかかれないと思っていたけれど、ここでは次から次へと鮎が出てきて、そのどれもがおいしく感激しました。
自宅で食べるとなると塩焼きが一般的ですが、たまには微妙な味わいのある鮎料理を味わいに出かけることも必要では、と感じました。実際、地元の人で、今年の鮎を食べた人はどのくらいいるのでしょうか?夏がくれば、その年の鮎を食べ、その薀蓄を披露する・・・益田ならの贅沢な生活をもっともっと満喫したいと感じました。
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