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その7 『のんびり気ままに緑化計画』
懐かしい香りのする和の雰囲気が大好きです。
でもアジアン雑貨もアフリカ民芸もポップアートも好き。
それならいっそ全部ぐちゃぐちゃ混ぜて煮ちゃいましょ。
目指せ「NEOおばあちゃん家」! |
爽やかな5月のある日、さんらいず事務所が移転する予定という人麻呂さん近くの古民家へスタッフの方々と下見に出掛けたのがきっかけでした。昔ながらの造りの趣のあるお宅で、重厚な光沢の柱や漆喰の壁、細かい細工の欄間など、まさに私が長年住んでみたいと思っていた日本家屋のイメージそのもので、あちこち探検しては年甲斐もなく大はしゃぎしてしまいました。そんな騒々しさに刺激されたのか、数年前に封印した筈の「植物大好き虫」がムクムクと活動期に入り、「誰でも気軽に立ちよれる場所」という新生さんらいずの理想像を形にするため微力ながらお手伝いを…ともっともらしい理由をつけながらも心ウキウキとこのプロジェクトに乗り出したのでした。
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ありし日のジャックと豆の木。今は葉が育ったぶん豆が縮んでシワシワです。
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まず手始めに8年もの間ほとんど人の出入りの無かったお庭の隅っこに残されていた鉢植2つ(すっごい生命力!)を大きな鉢に植え替え、玄関横の日当たりの良い特等席にお引っ越しさせました。そして軒先で瀕死の状態だったシュロを元気にしようと悪くなった葉を取り除き液肥をあげました。このまま順調に回復して塀から顔を出す位育ってくれればベテラン3人衆が皆様をお出迎え〜となるはず。ずっとこの家を見守っていてくれた彼らにはこちらとしても最高の敬意を払わねばなのです。
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| おかげさまでここまで復活しましたシュロです。お水もらってご機嫌の図。 |
そして地元の特産品を扱う市や作品展示などが出来る多目的スペースの盛り上げ役として観葉植物を飾る事に。お手入れが楽な品種というのを大前提にお花屋さんやホームセンターにまめに通い新人発掘に明け暮れる日々。お金を払えば見栄えの良い物はいくらでも手に入るのですが、悲しいかな貧乏主婦の性分で少しでも安くて丈夫に育ちそうな苗を見つけた時の「よっしゃ!私、ようやった!」感がクセになりそうな位楽しいんです。それだけでは飽き足らず自宅や実家の鉢植からも株分けしたりと調子に乗ってどんどん増やしまくり、ウチのベランダはまるでジャングルのようになってしまいました。
更に修復工事の際にゴミとして処分される運命だった食器類を救出し、樹脂の漆器はハンダゴテで(体に悪そうな煙が出ます…要換気!)陶器はドリルで穴を開けて鉢に再利用。実際このお家で使われていた物だから自然といい感じに溶け込んでくれるかなと思いまして。内装に関してもコテコテ和風にはしたくないとの事でしたので、日本的なデザインの鉢にはあえて洋風な雰囲気の植物を、逆に和の雰囲気の植物には洋風な鉢を合わせ、鉢土の表面に苔を敷いて見た目を良くしつつ水やりの回数を減らす工夫もしてみました。
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| ぱっと見は立派な盆栽風。熱帯アジア原産のガジュマルは丈夫で手間いらず。 |
これは玄関にガツンと〜これは窓辺にさりげなく…などとピカピカにリニューアルされた事務所に植物を置きながら、何だか娘を嫁に出すお父さんのような嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになってしまいました。引越祝いにと頂いた風流な吊りシノブと渋い睡蓮の水鉢も仲間入りで一層賑やかに計23種類(10月1日現在…まだ増やす気!?)。数えてみてビックリです。これだけの量飾っておくだけじゃ勿体ないような…何ならスタンプラリーでもしましょうか?全種類見つけて名前も全問正解した方に粗品進呈とか。ダメですか?我こそはと思われる自称植物博士も、いやぁどれも同じに見えて…って方も、ぜひぜひ昔懐かしい雰囲気と濃い〜酸素を満喫しにいらして下さい。
( by 櫻井由美子)
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