ふるさと益田の新しい暮らし方、提案します
益田の休日
優雅な過ごし方(飯浦編)


古風な町並み

白壁に家紋

家の裏手は海・・

赤瓦と松の美しき邂逅

休日の益田。どっこも行くとこない。
果たしてそうだろうか?
面積は約300平方km、5万人の人口で19,000世帯。

狭いことはないだろう。むしろ広いとさえいえる。
休みの日は益田から抜け出すことを考える、そんな人も多いだろう。いやその前に自分たちは益田の街を本当に知っているのだろうか?益田には約70の町があるが、それらすべての町を訪問したことがある人がどのくらいいるのだろうか?

もしかしたら、今自分が知っている益田は、益田のある一面だけなのかもしれない。

 そんなわけで今回は飯浦町を散策してみたでね。
飯浦といえば益田の西端、山口との境、海の町というイメージがある。
山と海とが非常に近く、その間の小さなスペースに人家がこじんまりと詰まっているという趣だ。

川沿いの家々

狭い路地の向こうに・・・

赤瓦と青空

 現在は191号のトンネルを抜けて、山側から町へ入ることが出来るが、かつては人形峠の旧道を越えて行き来していたわけだ。旧道沿いに古い町並みがそのまま残っており、ひっそりとしたなかにも、山と海に囲まれた町の情緒を感じる。何か他の町と隔絶されたような寂しさが、静かに居座っているという感じなのだ。表戸が灰色に変じた、古めかしい家々の並ぶ姿は、山陰の海の暮らしの厳しさが刻まれている。飯浦の海辺の家々も、小浜や津田、大浜のそれと同じく、家の裏手は一様に海に面した仕様で、軒並み同じ造りになっている。

 家と家の間を通って海側に出てみた。ところがそれが何とも言えず明るい感じなのだ。表通りの静かな趣に反し、怒涛の砕け散る潮風の背戸には暗さがない。
湾を見渡せば、かつて美しい松を戴いていたという松島と飯浦港、そしてその向こうに貝の「ニナ」を伏せたような三生島の眺めがある。

 港に近づくと、オバチャンたちが日向に一列にならんで雑談していた。おそらく帰ってくる船でもあるのだろう、陽気な声があたりに響きわたっていた。港を見下ろせる神社に登るとネコが昼寝をしていた。益田の港町のネコはだいたい肥満していて図太い根性をしている。このネコもその例外ではない。

 静かな家並みに波の音が響きわたる。
飯浦の屋根には赤い瓦が多い。
飯浦の明るさの要因のひとつはこれなのかもしれない。
青い空に映える赤瓦を渡る潮風が、どことなく南国めいた情緒を運んでくる。

小さな町は益田の箱庭だ。
美しい入り江と絶壁。
青い山がすぐ近くで輝いている。

 天気のいい日は飯浦に行こう。
きっと益田の輝きが小さな町全体に溢れ出しているに違いない。


すばらしい松

赤瓦と鳥居
※境内を線路が走る神社。
飯浦港

港の主?

チャーミングな灯台

飯浦といえば三生島

こちらの山からあっちの山を・・・


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